キーポン!"KEEEEEPON!"

福岡県出身。DiscoとTequilaをこよなく愛するDJが緩く地味に発信 from HONG KONG。
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それも1つの生き方。
2006年 12月 08日 |
先日初めてHong Kongを出た。
国境を越え、中国本土のShen Zhenという街へ。

昔はほとんどの企業がHong Kong Islandにオフィスを構えていて、Kowloonには工場がいっぱい集まっていたらしい。
でもそれが年々人口も会社の数も増えて来て土地も足りなくなり、どんどん北上。
そして今では中国本土に工場を持つ形になった模様。

ちなみに今KowloonからShen Zhenまでは電車でたった45分で行くらしい。
福岡〜久留米みたいなもんか。
近いと言えば近い。
毎日のように国境を跨いで通勤する人も多いらしいし、イミグレを集団下校する小学生もいてビックリ。



あ、ちなみに今アパレルの会社で働いている。
(と言っても、まだ何も分からないし、アシスタントという肩書きのパシリくらいだけど。)
オフィスではサンプルを作りはするけど、やっぱり工場は中国。
で、「工場を一度観てみなさい」的な話があって早速行く事になって。




中国の最初の印象は一言、「危ない」。
香港でさえ車運転するの怖そうだな〜て思うくらいなのに、中国は常に誰かがクラクションを鳴らしてる感じ。
バイクもノーヘルで走ってるし、あんなんじゃいつ誰が事故ってもおかしくない。
そりゃ、香港の人が危ないって言うのも納得。
スリも多いし、バッグ切って盗む奴もいるとか。

でもそれはお国柄だから仕方ない。
自分が行くなら「それなりの覚悟」をして行けという事なのかも。
スリが怖いならポケットに手を入れとくとか、バッグは通路の壁際で持つとか、いかにも悪そうな奴が来たら「やれるもんならやってみろ」的な顔で歩くとか。
弱みを見せずに適度に緊張感を持つ、これ結構大事。

そうしとけば、飯食っても、買い物しても、マッサージしても激安だし多分悪くない。






しかし、工場について初めて自分が目の当たりにしたのは・・・。
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分かっていてもショックだった。
いや、本当は何も分かっていなかったのかも知れない。
この人達の事なんて。
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年輩の人、自分と同じくらいの若者、明らかに10代半ばの子供・・・大勢の人が働いている。
後から詳しく話を聞くと、週6で毎日8:00から23:00くらいまで仕事。
1ヶ月の賃金が日本円で大体¥15000くらいだとか。
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その話を聞いてどう思ったか・・・。

かわいそう?
申し訳ない?
日本人で良かった?
自分は恵まれてる?

もちろんそりゃそうだ。








でも一番強く感じたのは「仕方がない」っていう事。







英語で「What can I do?」と言うけど、この現状を見て「じゃあ、自分に何が出来る?」

結局はこの現実を見た所で何も出来ない。

自分が社長だったら彼らにボーナスでもあげる?
自分が政治家だったら労働基準法を変えてあげる?







じゃあ、自分がここで働いている1人だったら・・・・・?
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ここではこれが当たり前。
給料安いから物価も安い。(詳しい事はまだ知らないけど)
日本だって生活は裕福だけど、他の国の人から見たら有り得ない金額を浪費させられているはず。
そう意味では金額の単位が大きいだけで日本人だって貧しいのは貧しい。

賃金を上げろなんて不満は、何処の国に行ってもある。
逆にあれこれ口を挟む事自体が失礼なんだろう。
どうこう言ったって、結局自分は日本人なんだし・・・。






でも・・・ただ1つ、忘れては行けないのは・・・
中国だけでなく、アジア中にたくさんの工場があって、日本の企業もそうする事でコストを抑え、人件費を抑え、従業員の数を減らしている。
だから電化製品も年々安くなってるし。(前働いてたからね。)
貧しい国が頑張っているからこそ、今の市場が支えられてる。
でも、それと同時に日本人はアジア人にどんどん仕事を持って行かれているっていう事実。



職がない?
とりあえずバイトでもすればいい。
やりたい事じゃない?
何かを本気でやりたいと思っている人は、実現させる為なら本当はしたくない努力だってするだろう。


自分の生活は自分で支えないといけない。
自分の人生は自分で拓かないといけない。


何処の国で何をしていても、「自分の生活をより充実させる為に努力をする」のは当たり前。
それが金銭的・物質的な満足か、精神的な満足かって言うのは、人それぞれ色んな考えあると思うけど。


それはそれで全然いいと思う。




ただ




「今あなたは一生懸命生きてますか?」って聞かれた時・・・




常に「Yes」と答えれる





生き方を続けたい。




キーポン。
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by yamang | 2006-12-08 14:19 | thought |